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スピードラーニング41巻(上級9巻)の内容

各巻の英文は公開しません。あらすじのみ日本語でご紹介します。
これは、収録英文を事前に知ると英語を聞き取ろうとする練習の効果が薄くなり、学習効果が落ちてしまうためです。

概要と要約

41巻(上級9巻)の画像

41巻(上級9巻)
*旧版のため現行品とはデザインが違います

今回もスコットは、英語でいろんな婉曲な皮肉を話します。こういうキャラ設定なんでしょうが、日本ではあまり無いですよね。
映画ではこういうシーンはよくあるので、英語で映画を楽しむなら慣れておくと良いかもしれませんね。

約束を果たさなければ、という義務感を優先する日本人女性のカコ。二人とも離れたくないのだから、という感情を優先するアメリカ人のスコット。文化・考えの違いで生まれる衝突を描きます。
劇中でスコットの友人が東洋と西洋の違いと説明するのですが、西洋と言ってもヨーロッパは結構日本的な考えが通じたりするので、アメリカと日本の違いって感じです。

スコットは、母が来てからカコとの仲がうまくいっていないことを友人のベニーに相談します。東洋人のベニーは東洋と西洋では、家族や義務感の考え方が違うことを教えてくれます。
スコットは、なぜベニーを好きにならなかったんだろう、なんて話を出します。昼ドラだったらここでスコットが浮気するんでしょうが、CDではそうはなりません^^;

そして、その晩、ベニーの仲介で、カコはピーターのアパートにいるスコットに電話をします。スコットの教職の朗報を喜びますが、カコは母との約束で帰国しなければならないので素直に喜べません。
いったん帰国して、1年後にアメリカに戻ってくると伝えますが、スコットは帰国することに納得ができず、ぎくしゃく。

最後に電話から二日後、スコット、カコ、カコの母の3人で、公園で直接会って話すことに。

公園に遅れたカコ親子に、スコットはたっぷり皮肉を言います。
約束を守るために一度日本に帰り、一年経ったらまたアメリカに戻ってくるというカコ。
それに対してスコットは”そんなの、信じられない。それに寂しいし、一年もたったら僕はほかの女性を探すかもしれない”と譲りません。

・・・彼女の親の前で皮肉をいい、信じられないと否定して、他の人を探すぞと脅す。
そんなスコットをみてカコの母は、「あなたの友達(=スコット)は暖かい目をしている」とカコに伝えます・・・なんで!?
まぁ、母は英語がわからないって設定ですからね^^;

冒頭で、ヨーロッパでは日本的な考えが通じると書いたところですが、今回のCDでは親が子供を頼りにする、助けを求めるか否かという話が出ます。

スコットは親が子を頼りにするべきではないと言います。アメリカでは年老いた両親でも子供とは別の家で暮らすのは普通のことです。

日本では、昔ほど頼りにはしませんが、それでも子は老いた親を助けるのが普通です。

ヨーロッパでもアメリカ的な考えが以前は広まったそうですが、原点回帰で両親と暮らす、もしくは両親の近くに住居を構えるのが主流となってきたそうです。
私が、ドイツ人のおっちゃんと先日話をしたら、そう言っていました。

収録パート

3部構成です。

英題:To make an omelet (part two)
邦題:オムレツをつくるために(パート2)

パート*タイトル
*邦題
内容
1Vennie and Scott
ベニーとスコット
スコットはカコとの関係がうまくいってないことをベニーに相談します。
2The following evening
その晩、カコとスコットの電話
カコはスコットに電話をして母との会話を伝えます。
3Two days, later
その二日後
電話から二日後、カコと母、スコットの3人で、公園で会い、話し合います。
*33巻以降(上級編)は各パートのタイトルはありません。英語タイトルはエスプリラインが公開しているものですが、これは各パートの英文冒頭部分です。邦題はわかりやすいように私が考えたものです。
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