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TOEIC教材としては非効率的

TOEICには非効率

英語を勉強するからには、やっぱりTOEICスコアも上げたいと思うところです。

スピードラーニングを続ければ、英語力、とくにリスニング力が上がるのでTOEICスコアも上がりますが、TOEIC対策の勉強としては効率が悪いです。

そして、スピードラーニングだけでハイレベルといわれるTOEIC 720点をとることはできません

TOEICは会話より厳しい世界

TOEICは聞き流す勉強だけで高得点が取れるほど、甘くはありません。

はっきり言って、会話するより難しいのがTOEICです。

流れる英文の速度は、スピードラーニングよりずっと早いです。
知り合いのネイティブスピーカーに「どうしてあんなに早口なんだ?」と言わしめたほど。 TOEIC側も速度が普通の会話より速いことを認めています。これは英語力が高い人ほど、早くても聞き取れる傾向が強いためだそうです。

また、TOEICでは英文は一度しか流れません。一回聞き逃したら終わりです。 会話だったら「もう一回言ってくれる?」と聞き直せますよね。

聞き直せるといえば、オーストラリアに行った時、それこそTOIECばりに一回で聞き取って必死に返していたのですが、現地のスタッフ同士は3回くらい聞き直して会話していました。それを目の当たりにして「なんだそりゃ?!」と肩透かしを食らったのを思い出しますorz。

ネイティブ同士でも聞き直すのに、TOEICでは1発勝負。スピードは会話以上。
まさに会話より難しいTOIECなんです。

英語の読み書きも必要

TOEICはマークシート式なのでライティングはできなくてもいいと思っている人がいますが、そんなことはありません。文法問題、穴埋め問題を解くには英文を書く、ライティングの力が必要です。

英文を書けなくても文法知識だけで解けるという人もいますが、ライティングができたほうが明らかに速く解けますし、どんな問題にも対応できるので得点も高くなります。

TOEICの最後は長文読解。ここはもう読む力が必須です。しかも速く読めなければ時間内には終わりません。TOEICでは最後まで到達できない人の方が多いのですから、かなり速く読み、速く解く力が求められます。

残念ながら、スピードラーニングではライティングの練習はできません。リーディングは少しできますが十分ではありません。

TOIECに臨むならそれに向けた勉強も

スピードラーニングでリスニングはもちろん、英語の基礎力は上がります。なので、リスニングセクションは点数が上がりますし、文法などもある程度は伸びます。

しかし、高得点を取りたいなら、文法、リーディング、ライティングの勉強も追加しましょう。

一番効率的なのはTOEICの過去問題を解くことです。

なので、TOEICスコアを短期間で少しでも伸ばしたい場合は、過去問題集を購入して解いてみましょう。そして、必ず解説にも目を通しましょう。これが一番早いです。このサイトの勉強方法にそってスピードラーニングの中級までを終えているなら、過去問の解説も理解できる頃でしょう。
TOEIC過去問は書店で入手できますので、最新刊をまず1冊やってみるのがおすすめです。(720を超えたいなら過去問だけでは足りませんよ。残念ながら楽してTOIEC突破はできないです。)

スピードラーニングだけでTOEICに挑むのは準備不足ですね。

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