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第1段階:まずは聞く

第1段階

第1段階は
聞くことに集中

スピードラーニングの勉強開始。効果的な勉強方法のファーストステップは、とにかく聞いてみるということです。

第一段階では

  • とにかく聞く、聞き取れなくても気にしない
  • わからなくてもテキストは見ない!
  • 聞きながら場面を想像、イメージする癖をつける

の3点ができるようにしていきます。

このページの目次

聞き取れない?気にしなくていいです

まず聞く

早速届いたCD、これで英語が話せるように!と期待して聞いてみたら、理解できないのはもちろん、聞き取ることもできない・・・。
ここで英語を挫折する人が多いですが、声を大にして言います、
聞き取れなくてもいいんです

いきなり英語が聞き取れる人は、まれです。99%の日本人が、最初は聞き取れません。

聞き取れなくて当然、どーんと構えて英語を聞き流してください。

聞き流して勉強できるようにできている

スピードラーニングですごいと思ったのは、聞き流して勉強できるようにちゃんと作りこまれていることです。

意味のわからない英語を聞き続けても英語力は伸びません

外国に行くと英語力が伸びるのは、周囲の状況、身振り、表情から英語の意味が推察できるからです。長文読解力をつけるときも、”まず読んで→わからないところを調べて意味をつかむ→繰り返し読む”、と必ず意味を理解するステップを踏みます。闇雲に英語を聞いたり読んだりしても英語力は伸びないのです。

スピードラーニングは日本語訳が英語の後に流れるので、今聞いた英語の意味がわかるようにできています。 会話の意味がわかると繰り返し聞いているうちに「あぁ、じゃあこの英語はxxだな」と英単語が少しずつ聞き取れるようになります。

例えば、私が最初聞き取れなかった「・・・・フューワーストライブ」という表現がありました。
”ストライブってなんだ?そんな英単語知らないぞ・・・。”
でも、その後の日本語訳で、「近くですよ、車で数時間です」と流れたので、あぁ車だから「ストライブ」じゃなくて「ドライブ」か、と理解します。
「ス」はその前の「ワー」につながるので「アワーズ(hours)」、あわせて「アワーズドライブ(hours drive)」と言っていたんだなと。

さらに、数時間という訳なので、「a few」の意味を知らなくても「a few」が「少しの」という意味であることも学べますね。

このように、繰り返し聞いているだけで、リスニング力、単語力、英単語の推測力が身についてきます。

バックにはクラシック音楽が流れているところも、聞き流しやすかったです。 (クラシックが学習力を高めるそうですが、そこの効果はよくわかりません^^;)

推測できなくてもO.K

3ヶ月~半年は英語が全く聞き取れないかもしれません。
それで構いません。上記のような推測もできないでしょうが、それでも構いません。

日本語で使われる音の周波数は1500Hzくらいまで、 対して英語では3000Hzを超える音も使われます。また、母音の数も違います。

そのため、日本人の脳は英語を言葉ではなくただの音として捕らえるので、言葉として処理できないと言われています。

これを克服するには、英語を聞き続けるしかありません。
英語の音に慣れてくると、少しずつ聞き取れるようになります。
なので、とにかく聞くことが大切です。

テキストは見てはだめ!

聞き取れないところがあると、テキストを開いて何と言っていたのか確認したくなります。
でも、ここは我慢です。

この段階では、絶対にテキストを見ないでください

この第1段階の聞くというのは、内容のわからない英語を聞き取る力を養う訓練でもあります。
実際の英会話では、相手が何を話すのか知りません。いきなり聞き取り、理解しなければなければなりません。

事前にテキストで英文の内容を知ってしまうと、音を聞いてそれを思い出すだけになってしまいます。
英文を理解して聞くという訓練もあるのですが、知らない英語を聞くという練習ではなくなってしまいます。

販売元のエスプリラインでも
「テキストを見ながら学習すると、昔の勉強法に戻ってしまうのでお勧めしません」
とテキスト利用の弊害を注意しています。

テキストを使った勉強は第3段階でやりますのでここはあせらず、テキストは閉じたままで。

日本語訳が流れるスピードラーニングにおいては、聞き取れない英語が流れているということは英語の力が伸びている途中であるという証なんです。

聞き取れない期間も大切にしましょう。

イメージするのが大事

イメージが大切

ただ漠然と聞いたり、音だけを追いかけたりするのではなく、場面を想像しましょう。
飛行機の中の会話なら飛行機内の様子を、野球観戦の場面なら観客席に座っている登場人物たちを思い浮かべましょう。

小説を読んでいるとき、皆さん頭にその場面を思い浮かべているはずです。頭で想像もできない話というのは、理解できないのではないでしょうか? 小説の中の一文だけいきなり紹介されても理解できないでしょう。
前提となるものが無いので、頭のなかでイメージが作られないためです。

英語だけを聞いてイメージするのは難易度が高いですが、スピードラーニングなら日本語訳があるので場面を想像するのは簡単です。 ラジオドラマを聞いている様に、簡単に想像できるはずです。

ただ、簡単だからといって漠然としていてはもったいないです。
ちゃんと意識的にイメージするようにしていきましょう。

イメージする力、これは生の英会話やTOEICで高得点を取るためにも必須の能力です。

場面をイメージできると、聞き取りも簡単になってきますよ。

聞き取れるようになったら第2段階、2週間たったら第3段階

第2段階のシャドーイングに進むには、ある程度聞き取れる必要があります。
なので、聞き取りがまだうまくできないうちは、第2段階はできないですが、気にせず聞き取りだけ続けましょう。あせる必要はありません。必ず聞き取れるようになりますから。

さて、聞き始めてから2週間たったら第3段階に進みます。

これは聞き取れていなくても構いません。
なので、第2段階のシャドーイングをしていなくても、2週間聞き続けたら第3段階に進みましょう

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